災害を少しでも減らしたい
近年、気象環境が著しく変化していると感じている方は多いのではないでしょうか。河川の増水や地盤崩壊等、身近で起きているにもかかわらず、災害を前にしては私たち人間の無力さを感じずにはいられません。また地震大国日本では、高確率で起こると言われている南海トラフ巨大地震に向けて準備や対策が急務であることは言うまでもありません。
災害は決してゼロにはなりません。しかし被災を少しでも減らすため、対策を立てることは可能です。そして過去の災害の教訓を3Dデータ活用で検証することもまた、新たな時代の災害対策として有効な手段となるでしょう。「災害」を「防災」へ。その一助として私たちは今後も挑戦を続けます。
見えるものを「形」に
地形解析や土量計算が得意と思われがちなLandForms®ですが、実は土木構造物の3Dモデルの作成も可能です。橋脚やボックスカルバートといった一般的なものから、橋梁のような複雑な形状の構造物まで、ソフトウェア1本で作成していくことができます。実際に施工をしているかのようにモデルが出来上がっていくので、作り手だけがわかる達成感も味わっていただけます。
ビュワーでは素材の質感など細かな表現にも対応しており、モデリング専門ソフトウェアにも劣らないリアルな表現が実現できます。
施工ステップの再現
3次元から見えてくる施工の流れと現場の課題点を抽出する
「2次元図からだけでは現場の再現やイメージができない」「言葉だけでは相手に伝えることが難しい」といったお話をよく耳にします。2次元図を3次元モデルにするれば、現場経験の浅い方から一般の方まで誰にでも簡単に情報の共有が行えます。さらに現場の流れがイメージしやすくなるため、施工の手順を予想して手戻り防止につなげたり、各施工ステップ内における干渉箇所・障害物・KYなどの把握にもご活用頂けます。
点群データの「活用術」
点群データは地形解析だけでなく、既設構造物の3次元モデリングにも活用できます。3次元化には労力と時間がかかるため、これまで既設構造物は2次元CAD図による図化が主流でした。しかしながら3次元化が浸透してきている昨今においては、点群データを活用しない手はありません。
LandForms®であれば、隅角部などの点群データからシンプルな操作で既設構造物の3次元モデル化が実現できます。また現地のデータと合成すれば、よりリアルな表現も可能です。ひび割れ線の挿入などもできるため、今後の維持補修でも点群データ活用の幅が広がります。
ソフトウェア
開発委託業務
「LandForms®やGeoConnect®では対応しきれない自社の業務に即した機能が欲しい…」
「昔開発した社内向けソフトウェアが新しいOSで動かなくなってしまった…」
このようなお悩みをお持ちのお客様は、是非一度ご相談ください。
データ
作成業務
当社ではLandForms®を用いたデータ作成業務も承ります。2次元図面からの3Dモデル作成や設計、施工ステップ作成、土量計算等の解析に対応しておりますので、突発的な業務対応や一時的な人材不足でお困りの際はご相談ください。またGeoConnect®を用いた点群処理も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。